シートの厚みを考慮してカッティング時の距離補正をする

カッティング時、X、Y方向のカットの長さを正確に合わせたいときに補正をします。カッティングのみ、またはプリント&カットでも適用されます。

シートの厚みによって、シートの移動距離が微妙に変化します。そのため、カッティングしたときの線の長さがカットデータで設定された長さとずれることがあります。

メモ 送り方向(X方向)または幅(Y方向)のみを補正することも可能です。
手順
  1. 送り方向(X方向)と幅(Y方向)を規定の長さに設定した図形にカット線を作成する。
    四角形など簡単な図形を作成してください。
    送り方向(X方向)長さ 幅(Y方向)長さ
    250 ~ 2000 mm(250 mm単位で作成してください) 250 mm / 500 mm
  2. 使用するシートを本機にセットする。
  3. カット出力する。
  4. カットされた長さ(送り方向および幅)を計測する。
  5. [MISC]を押す。
    シートがセットされている場合は、[ON/OFF LINE]を押して、オフラインモードに切り替えてください。
  6. シート送り方向のカット長さを補正する。
    1. [▶]を何回か押して、以下の画面を表示する。

      MENU_MISC_ImageLengthai

    2. [ENTER]を押す。
    3. [◀]を押して左側の数字を選択し、[▲][▼]を押して、手順1で作成した送り方向の長さに変更します。
    4. [▶]を押して右側の数字を選択し、[▲][▼]を押して実際にカットされた送り方向の長さに変更する。
    5. [ENTER]を押す。
  7. 幅のカット長さを補正する。
    1. [▶]を押して、以下の画面を表示する。

      MENU_MISC_ImageWidth

    2. [ENTER]を押す。
    3. [◀]を押して左側の数字を選択し、[▲][▼]を押して、250 mmまたは500 mm(手順1で作成した幅の長さ)に変更します。
    4. [▶]を押して右側の数字を選択し、[▲][▼]を押して実際にカットされた幅の長さに変更する。
    5. [ENTER]を押す。
  8. [ON/OFF LINE]を押して、もとの画面に戻る。