コレットの交換
交換時期
コレットの交換時期は下記の通りです。適切な時期に交換してください。
新しいコレットのご購入については、本機をお買い上げの販売店へお問い合わせいただくか、当社ウェブサイトをご覧ください。
- コレットのテーパー部に傷や錆が発生したとき
- コレットが変形したとき
必要なもの
付属品 | ||||
---|---|---|---|---|
コレット交換用治具 | コレットタップ | テーパークリーナー | コレット用ブラシ | グリース |
1. コレットを取り外す
手順
- VPanelを表示する。
-
をクリックする。
-
フロントカバーを開ける。
下図の部分を両手で持って開けてください。
- ワーク、回転軸補正用治具、ATCマガジン補正用治具を取り外す。
-
次へをクリックする。
-
コレット交換用治具()をコレットに当てつけ、コレットタップ()を差し込む。
コレット先端の六角形とコレット交換用治具の六角形を合わせてください。
-
コレットタップを上方向に軽く押し込みながら、コレット交換用治具を図の向きに回す。
コレットが自然に抜け落ちるまでコレット交換用治具を回してください。
注意コレットタップを差し込んだ状態でコレット交換用治具を回す。
コレットタップを差し込まずにコレット交換用治具を回すと、コレットが破損することがあります。
2. 新しいコレットを取り付ける
手順
-
スピンドルの内径部(コレットがはまっていた部分)をテーパークリーナーで清掃する。
テーパークリーナーの先端2/3程度をスピンドルに挿入し、テーパー(傾斜部)に沿わせて上下に動かしながらスピンドル内部全周を清掃してください。
メモ テーパークリーナーは20回の清掃を目安に交換してください。 -
新しいコレット外径のテーパー部(傾斜のある部分)()とスピンドルヘッド()の2箇所にグリースを薄く塗る。
グリースは薄く塗るだけで十分です。塗りすぎないようにしてください。
-
コレット()、コレット交換用治具()、コレットタップ()を図のように組み立てて、スピンドルに差し込む。
-
コレットタップを上方向に軽く押し込みながら、コレット交換用治具を図の方向に回して締めつける。
コレット交換用治具が回らなくなる位置まで、しっかりと回してください。
-
コレット交換用治具()とコレットタップ()を取り外す。
3. クーラントの流量を確認する
手順
-
フロントカバーを閉じる。
下図の部分を両手で持って閉じてください。
-
次へをクリックする。
クーラントが吐出され、ダミーピンにかかります。
-
ダミーピンの中腹にクーラントがかかっていることを目視で確認する。
-
ダミーピンの中腹にクーラントがかかっている場合
- ダミーピンの中腹にクーラントがかかっているを選択し、次へをクリックする。
- 完了をクリックする。
クーラント流量の確認は完了です。
-
ダミーピンの中腹にクーラントがかかっていない場合
- ダミーピンの中腹にクーラントがかかっているを選択せず、次へをクリックする。
-
以下の項目を確認してから、閉じるをクリックする。
- クーラントの量が十分であること
- クーラントタンクに給水する
- クーラントノズルが詰まっていないこと
- クーラントノズルの清掃
- タンクフィルターが詰まっていないこと
- クーラント(冷却水)の交換
-
再度、クーラントの流量を確認する。
以下の手順に従って、クーラントの流量を確認してください。
-