2. コレットを清掃する
手順
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スピンドルの内径部(コレットがはまっていた部分)をテーパークリーナーで清掃する。
テーパークリーナーの先端2/3程度をスピンドルに挿入し、テーパー(傾斜部)に沿わせて上下に動かしながらスピンドル内部全周を清掃してください。
メモ テーパークリーナーは20回の清掃を目安に交換してください。 -
きれいな乾いた布でコレットの外径部を拭き取る。
テーパー部(傾斜のある部分)は強く握らないでください。変形すると、本機の故障の原因になります。
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コレット用ブラシでコレットの内径部を清掃する。
コレット内径部を磨くように、コレット用ブラシを左右に回してください。
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コレット外径のテーパー部(傾斜のある部分)()とスピンドルヘッド()の2箇所にグリースを薄く塗る。
グリースは薄く塗るだけで十分です。塗りすぎないようにしてください。
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コレット()、コレット交換用治具()、コレットタップ()を図のように組み立てて、スピンドルに差し込む。
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コレットタップを上方向に軽く押し込みながら、コレット交換用治具を図の方向に回して締めつける。
コレット交換用治具が回らなくなる位置まで、しっかりと回してください。
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コレット交換用治具()とコレットタップ()を取り外す。