印刷に使用するプリントヘッドを部分的に制限する
インク更新を行ってもドット抜けやドットよれが改善しない場合、吐出不良を起こしているプリントヘッドを部分的に使用しないようにします。この操作を「ノズルマスク」といい、印刷スピードは遅くなりますが、ドット抜けやドットよれの影響を減らすことができます。
まずテストパターン印刷を行い、テスト結果を見て、使用するノズルグループを選択します。その後、VersaWorksを使用して印刷に使用するノズルグループを選択する作業を行います。
1. ノズルマスク用のテストプリントを行う
手順
- 印刷対象物をセットする。
- [FUNCTION]を押す。
- [▼]を1回[▶]を2回押して、以下の画面を表示する。
-
[ENTER]を押す。
テストパターンの印刷を開始します。
- テストプリントの結果を見て、ドット抜けやドットよれのあるノズルグループを確認する。「1」または「2」がノズル グループです。下記ではノズルグループ2にドット抜けがあります。メモ
テストプリントの結果がわかりにくいときは
明るい場所で視線を変えながら結果を確認してください。光の反射を利用して目視が可能です。
2. 印刷に使用するプリントヘッドを限定する
VersaWorks を使用して印刷に使用するノズルグループを選択する作業を行います。手順の詳細はVersaWorksのマスターガイドをご覧ください。