補正値を設定する

手順
  1. テストカットの結果を見て、補正値を決める。
    クロップマーク(塗りつぶし)とカット位置のずれを確認してください。下図は、クロップマークとカット位置がずれた状態です。


    • カット線の中にテストプリントしたクロップマークが収まっていれば、補正の必要はありません。
    • カット線からテストプリントしたクロップマークがはみ出ている場合は、補正が必要です。

    Fはメディアの送り方向(前後方向)、Sはプリントヘッドキャリッジの移動方向(左右方向)です(実際のテストパターンでは「F」「S」「+」「-」と矢印の表示はありません)。

    メモ

    カット位置のずれを補正するように値を決めます。上図の場合、前後方向Fがマイナス方向に、左右方向Sがプラス方向にずれています。したがって、補正値は前後方向Fはプラスの値、左右方向Sはマイナスの値にします。実際にずれている量を計測して、値を決めてください。

  2. メディアの送り方向(前後方向)とプリントヘッドキャリッジの移動方向(左右方向)の補正値を設定する。
    1. 前後方向(F)の調整値新しい値に補正値を入力し、メディアの送り方向(前後方向)の補正値を設定する。
    2. 左右方向(S)の調整値新しい値に補正値を入力し、プリントヘッドキャリッジの移動方向(左右方向)の補正値を設定する。
  3. 適用をクリックする。
  4. テストカットを実施するの手順5~7をやり直して、補正が成功したかどうか確認する。
    • カット線の中にテストプリントしたクロップマークが収まっていれば、補正は完了です。OKをクリックしてもとの画面に戻ります。

    • カット線からテストプリントしたクロップマークがはみ出ている場合は、補正をやり直してください。

    メモ
    • 出荷時設定
      • 前後方向(F)の調整値(メディアの送り方向の補正値):0.00 mm
      • 左右方向(S)の調整値(プリントヘッドキャリッジの移動方向の補正値):0.00 mm
    メモ メディアを取り外さずに、印刷位置とカット位置の補正を一度に実施することもできます。