出力前の調整

出力する前に、テストプリントやテストカットを行って各種の調整を行います。

本機の印刷性能、カッティング性能を十分に引き出すために必要な作業です。毎日の作業前や、メディアの種類を変えたときなどに行ってください。

メモ

下記リンクから、本手順の参考動画をご覧いただけます。全体的な作業の流れを把握するために、視聴をおすすめします。

https://youtu.be/S0W2tr8Fqg4
S0W2tr8Fqg4

調整を開始する

手順
  1. コンピューターのタスクトレイで BN-20D_11-001 をクリックする。

    BN-20D Utilityが表示されます。

    BN-20D_11-002
  2. 調整タブですべてをクリックする。
    BN-20D_Utility_11-003
  3. 表示された画面で次へをクリックする。

ノズル抜けを確認する

手順
  1. パターン印刷をクリックする。

    テストパターンが印刷されます。画面の解説を読んで、ノズル抜けを確認してください。

    BN-20D_Utility_11-004
    • ノズル抜けしている場合は、手順2へ進んでください。
    • ノズル抜けしていない場合は、閉じるをクリックして手順4へ進んでください。
  2. ノーマルクリーニングを選択して、Goをクリックする。

    ノーマルクリーニングを開始します。

    BN-20D_Utility_11-005
  3. 手順1と同様にパターン印刷をクリックして、もう一度ノズル抜けを確認する。

    ノズル抜けが直らない場合は、ノーマルクリーニングを繰り返してください。

    ミディアムクリーニングパワフルクリーニングについては、「BN-20D ユーザーズマニュアル」のメンテナンスに関するページをご参照ください。

    メモ

    クリーニング後にノズル抜けが発生している場合でも、2,3か所程度のノズル抜けであれば出力品質には影響ありません。

    実際の印刷データを一度印刷したとき、問題なく出力できていることが確認できればそのままお使いいただけます。

  4. 表示された画面で次へをクリックする。

双方向調整する

手順
  1. パターン印刷をクリックする。

    テストパターンが印刷されます。

    BN-20D_Utility_11-006
  2. 画面の解説を読んで新しい補正値に数値を入力する。
  3. 適用をクリックする。

    現在の補正値の値が入力した値に変わります。

  4. 閉じるをクリックする。
  5. 表示された画面で次へをクリックする。

メディア送り補正する

手順
  1. パターン印刷をクリックする。

    テストパターンが印刷されます。

    BN-20D_Utility_11-007
  2. 画面の解説を読んで新しい補正値に数値を入力する。
    Triangle_01」が指している図形が現在の補正値です(A)。上下の四角形のすき間(B)や重なり(C)が最も小さいものを選んでください。下図の場合は、「-1.05%」を選びます。連続する値のどちらか迷う場合は、中間の数値を指定してください。
    VG3-Testprint_ShudouOkurihosei
  3. 適用をクリックする。
    現在の補正値の値が入力した値に変わります。
  4. 閉じるをクリックする。
  5. 以降の調整画面では、スキップをクリックする。
    本機ではカット調整プリント&カット調整クロップカット調整は必要ないため、ここで調整は行いません。