日常メンテナンス
インクカートリッジのメンテナンス
インクの成分は沈殿する性質を持っています。放置すると沈殿した成分が固まり、故障などのトラブルの原因になります。
インクの成分がよく混ざるように、定期的にインクカートリッジを水平に両端5 cmの振り幅で50回(20秒程度)振ってから再び差し込んでください。
清掃
ガソリン、アルコール、シンナーなどの燃えやすいものは使わない。
火災の原因になります。
日常的な清掃として、メディアの通り道を中心にインクや汚れをふき取ってください。とくにピンチローラーやグリットローラー、またはプラテンなどに汚れがつきます。メディアの通り道に付いたインクや汚れをふき取ります。水で薄めた中性洗剤を含ませてかたくしぼった布でふいてください。
- 本機は精密機器ですので、ほこりや塵を嫌います。日常的な清掃を心がけてください。
- 注油は一切しないでください。
グリットローラー | ブラシを使って、こびりついたメディアかすなどを取ります。金属ブラシは使わないでください。 | |
ピンチローラー | 定期的に汚れをふき取ってください。清掃をおこたると、メディア表面を汚します。 | |
プラテン | メディアの通り道に付いたインクや汚れをふき取ります。 |
廃液カートリッジの交換
廃液カートリッジに廃液がいっぱいになると、ユーティリティが自動的に表示され、ステータス欄にカートリッジ交換を促す下記のメッセージが表示されます。メッセージにしたがって、交換用廃液カートリッジの用意、またはカートリッジの交換を行ってください。
ユーティリティにメッセージが表示されてから、廃液カートリッジを外すこと。
手順を守らないと、本体から廃液が出てきて廃液が手についたり、こぼれて床を汚したりすることがあります。
また、長期間使用しないことがわかっているときも、次の手順で廃液カートリッジを交換しておいてください。
廃液カートリッジやインクを火気の近くに置かない。
火災の原因になります。
廃液カートリッジのフタを開けないこと。
こぼれたり蒸気がもれたりすると、火災につながったり臭いで気分が悪くなったりすることがあります。
プリントヘッドのお手入れについて
いつでも最適な印刷ができるようにするためには、プリントヘッドのお手入れが必要です。日々行っていただきたいお手入れと、定期的におこなっていただきたいお手入れがあります。
日々のお手入れ
ノーマルクリーニング
日々の作業前に行うことをおすすめします。
Step 3:テストプリントとノーマルクリーニング定期的なお手入れ
※プリントヘッドは消耗部品です。ご使用の頻度により定期的な交換が必要です。お買い上げの販売店または当社コールセンターまでご連絡ください。