廃液パックを交換する
印刷後にプリントヘッドに残ったインクやヘッドクリーニングで使用したインクを廃液といいます。廃液は廃液パックに集められ、規定量に達するとUtilityに交換のメッセージが表示されます。
-
出力やクリーニングなどの動作が終わったら、廃液を捨ててください。
この時点で廃液パックは使用の限度ではありません。交換用の廃液パックが手元にないなどの場合は引き続き使用することができますが、早めに廃液パックを交換してください。
-
廃液パックを交換してください。
廃液パックの使用限度です。このエラーが表示されたら使用できなくなります。
本機は排出した廃液量を積算しています。廃液パックの容量近くの廃液量になると、交換のメッセージを出します。以下の手順通りに廃液を処理しないと、廃液量をリセットしないため廃液の管理ができなくなります。
必ず、表示されたメッセージにしたがって廃液パックの交換を行ってください。
廃液カートリッジやインクを火気の近くに置かない。
火災の原因になります。
Utilityにメッセージが表示されてから、廃液カートリッジを外すこと。
手順を守らないと、本体から廃液が出てきて廃液が手についたり、こぼれて床を汚したりすることがあります。
廃液パックを一時的に保管するときは、密閉できる容器またはビニール袋に保管すること。
こぼれたり蒸気がもれたりすると、火災につながったり臭いで気分が悪くなったりすることがあります。
- 中古の廃液パックは使用しないでください。
廃液量の管理ができなくなり、廃液があふれることがあります。
- 廃液は、地域の条例に従い、適切な方法で処理してください。
廃液には引火性があり、有害な成分も含まれています。廃液を焼却したり、一般のゴミと一緒に廃棄しないでください。また、下水や河川に流さないでください。環境に影響を及ぼす恐れがあります。
必要なもの |
---|
廃液パック |
下記リンクから、本手順の参考動画をご覧いただけます。全体的な作業の流れを把握するために、視聴をおすすめします。
- 正面カバーを開け、メンテナンスカバーを取り外す。
- 保護具(手袋とめがね)を身につける。
-
廃液カートリッジを取り外す。
廃液カートリッジは、底面に手を添えることができるまで引き出したのちに、取っ手と底面を持って取り外します。
重要廃液カートリッジを落としたり、衝撃を与えたりしないでください。廃液カートリッジの突起部が損傷すると、機体が廃液カートリッジを認識できなくなり、廃液カートリッジを取り付けても廃液カートリッジが取り外されました。のメッセージが出続けます。
-
爪を2箇所外し、ロックを解除して廃液カートリッジの蓋を開ける。
-
廃液パックの折り返し部を持ち上げて、廃液カートリッジから廃液パックを取り出す。
折り返し部が切れる可能性があるため、廃液パックは側面を持って引き上げてください。メモ
廃液パックの穴の開いた部分に触れるとインクが付着します。
-
新品の廃液パックを廃液カートリッジに取り付ける。
廃液カートリッジの取っ手(A)と廃液パックの穴の開いた部分(B)が反対の向きになるように取り付けます。
-
廃液カートリッジの蓋を閉じる。
廃液カートリッジの蓋の穴と廃液パックの穴の開いた部分の位置を合わせ、取っ手側から蓋をはめ込みます。蓋が浮いている場合は、蓋の全周を軽く押してはめ込んでください。
-
廃液カートリッジを機体に挿入する。
廃液カートリッジの底面に手を添え、水平または取っ手側を少し持ち上げた状態でゆっくり押し込んでください。
- メンテナンスカバーを取り付け、正面カバーを閉じる。
-
新しい廃液パックに交換しましたか?と表示されたら、はいをクリックしてメッセージを閉じる。
廃液パックのご購入については、本機をお買い上げの販売店または当社コールセンターまでお問い合わせください。