移送準備から再設置までの作業
注意
フラットテーブルの奥に物を落とした場合は、すべての電源スイッチをオフにしたままで探すこと。
本機が突然動き、けがをすることがあります。
重要
移送作業のご注意
- 準備ができたら速やかに移送し、移送後すぐに電源を入れてください。電源を入れずに放置すると、沈殿したインクが固まり、プリントヘッドが目詰まりするなどの故障につながります。
- 移送時は、温度5 〜 40 ℃、湿度 20 〜 80 % RH(ただし結露のないこと)を保ってください。故障の原因になります。
- 衝撃を与えたり、傾けたりしないよう、慎重に移送してください。
- 車両で移送するときは、シートの上など傾いたところは避け水平な状態にしてください。
手順
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Utilityのホーム画面で
をクリックする。
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実行をクリックする。
のインクを循環する動作を行います。この作業には数分かかります。
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以下の手順でフラットテーブルを最も下がった位置に移動する。
回転軸ユニットの脱着メニューを使用してフラットテーブルを下げます。回転軸ユニットが取り付けられている場合は取り外してください。オプション品(OA-RA-8)の脱着を行う
- サブ電源、メイン電源の順に電源をオフにする。
- 正面カバーを開け、メンテナンスカバーを取り外す。
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プリントヘッドキャリッジ用固定具(A)およびフラットテーブル用固定具(B)を取り外す。
固定具は付属の六角レンチを使用して取り外してください。
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フラットテーブルを押して、後方に突き当たるまで移動する。
重要 フラットテーブルはゆっくり動かしてください。
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固定具でプリントヘッドキャリッジとフラットテーブルを固定する。
- プリントヘッドキャリッジメモ
ボルトを落とさないよう注意して作業してください。
もしボルトがフラットテーブルの下に落ちた場合は、以下の要領でボルトを拾ってください。- フラットテーブルを手で前後させてボルトを探す。
見つからない場合は次の作業を行って、フラットテーブルの下側を探してください。
- ノズル抜けテスト用紙など薄いメディアをセットアップする要領でフラットテーブルを上に移動する。
- ボルトを六角レンチの長い側に取り付ける。
ボルトはこの固定具を取り付けていたものを使ってください。
- 固定具を図の位置に配置する。
- ボルトを取り付けた六角レンチを使用し、固定具の右上を仮締めする。
- 残りの3箇所を仮締めする。
- 固定具を右側に押し付け、本締めする。重要 下側2箇所は軽く締めてください。締め過ぎると、取付部が曲がる可能性があります。
- フラットテーブルを手で前後させてボルトを探す。
- フラットテーブル
- フラットテーブル用固定具を図の位置に置く。突起部(A)が穴に入るようにして置いてください。
- 固定具を奥に押し付けながら、ネジを締める。ネジはこの固定具を取り付けていたものを使ってください。
- フラットテーブル用固定具を図の位置に置く。
- プリントヘッドキャリッジ
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メンテナンスカバーを取り付け、正面カバーを閉じる。
- メンテナンスカバーは磁石がくっつくまで押してください。
- 正面カバーをマスキングテープなどで固定し、移送中に開かないようにしてください。
- 電源ケーブルおよびイーサネットコネクタを抜く。
- 時間をおかずにすぐに移送する。
- 移送後、すぐに設置する。
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プリントヘッドキャリッジおよびフラットテーブルの固定具を取り外す。
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メイン電源、サブ電源の順にオンにする。
これで移送作業は完了です。