フラッシングパッドの交換

フラッシングパッドはプリントヘッドがホームポジションでインクを吹き付けるときに使われる部品です。

フラッシングパッドの交換時期になると、フラッシングパッド交換の時期です。メッセージが表示されます。このメッセージが表示されたら、フラッシングパッドの交換を実施してください。

フラッシングパッドの購入については、お買い上げの販売店にお問い合わせいただくか、当社ウェブサイト(https://www.rolanddg.co.jp/)をご覧ください。

警告

必ずこの手順の通り作業し、指示以外の場所にはさわらない。

機械が思わぬ動作をして、けがをすることがあります。

必要なもの

AP-640_FlashingFoam



AP_cleanerbottle

フラッシングパッド

(オプティマイザー側、カラー側:各1)

クリーニングスティック(2) メンテナンス用洗浄液ボトル
重要
  • オプティマイザー側とカラー側で、使用するクリーニングスティックや洗浄液は必ず分けてください。オプティマイザーとカラーインクが混ざると、インクが固まり吐出不良の原因になります。
  • メンテナンス用洗浄液ボトルは、新品をご使用ください。
メモ プリンター内部が汚れていた場合は、機体の清掃を参照して清掃を行ってください。
手順
  1. フラッシングパッド交換の時期です。メッセージが表示されたら、OKをタップする。
  2. メディアを取り外す。
  3. VG3_Panel_Icon_NOTE_1note をタップしてメッセージを表示する。
  4. フラッシングパッド交換の時期です。をタップする。
    AP_Panel_NOTE_TimetoReplaceFLPad
    フラッシングパッド交換画面が表示されます。
  5. 対象となるオプティマイザー側、カラー側いずれかの実行をタップする。
  6. OKをタップする。
  7. カバーRを開けてください。と表示されたら、カバーRを開ける。
    AP-640_OpenCoverR
  8. 交換対象のフレームを取り外す。

    Aに指をかけ、上に持ち上げて取り外します。フラッシングパッドがフレームについてくる場合は、指で取り外してフレームだけを取り外します。

    下図は、カラー側Bグループ(CMYK)の例です。

    AP-640_RemoveFlashingFlame
    重要 交換後に元の場所にフレームを取り付けられるよう、作業中はオプティマイザー側のフレームとカラー側のフレームがどちらかわかるように保管してください。
  9. クリーニングスティックに洗浄液一滴をたらす。
    重要 清掃の途中で洗浄液を追加するときは、クリーニングスティックを洗浄液ボトルの先端につけないように滴下してください。
    AP_cleaningstic-bottle
  10. フレームについたインクを清掃する。
    重要 オプティマイザー側とカラー側の2枚同時に清掃するときは、必ずそれぞれ別のクリーニングスティックを使って清掃してください。同じクリーニングスティックを使用して、オプティマイザーとカラーインクが混ざると、インクが固まります
    AP-640_CleanFlashingFlame
  11. フラッシング受けからフラッシングパッドを取り外す。

    下図は、カラー側Bグループ(CMYK)の例です。


    AP-640_RemoveFlashingFoam_Color
  12. 新しいフラッシングパッドをフラッシング受けに取り付ける。

    フラッシングパッドを傷つけないよう、ピンセットは使用しないでください。

    重要 以下のことを確認してください。
    • フラッシングパッドが下図の枠内におさまっていること
    • ワイパーとの仕切り(A)にフラッシングパッドが乗り上げていないこと

      AP-640_Note-SetFlashingPad
  13. カラー側のフラッシングパッドの場合は、以下の手順で洗浄液をまんべんなく染み込ませる。
    メモ オプティマイザー側のフラッシングパッドには洗浄液を染み込ませる必要はありません。
    1. 洗浄液ボトルのノズルを外し、フラッシングパッドにボトル内すべての洗浄液を注ぐ。
      AP-640_FlashingPadSoakedinCleanliquid
    2. 洗浄液ボトルの先端をフラッシングパッドに押し当て、洗浄液をフラッシングパッドの下まで染み込ませる。

      洗浄液がフラッシングパッド全体に染みわたるまで、洗浄液ボトルを押し当ててください。

      AP-640_FlashingPadSoakedinCleanliquid2
  14. フレームを取り付ける。
    重要 オプティマイザー側のフレームとカラー側のフレームは、それぞれ元あった場所に取り付けてください。
    1. ツメ(A)を奥に差し込む。
      AP-640_SetFlashingFlame
    2. フレームの手前をおろす。

      下図は、カラー側Bグループ(CMYK)の例です。

      AP-640_SetFlashingFlame2
  15. 作業が終了したら、すべて完了をタップする。
  16. カバーを閉じてください。と表示されたら、カバーRを閉じる。
    AP-640_CloseCoverR
    カバーRを閉じると、もとの画面に戻ります。
  17. AP-640_Panel_Icon_HOME をタップして、もとの画面に戻る。