カッティングキャリッジのツール取り付け箇所は2つあります。
通常のカットのときは奥に、ミシン目カットのときは手前に取り付けます。
「ブレードケンシュツ」を有効にしてカットデータを送ると、カットの前にツール取り付け位置を確認します。
誤った位置にツールが取り付けられている場合は、動作を一時停止して正しい位置への取り付けを促す次のメッセージが表示されます。
<通常のカットなのにカッティングツールが手前に取り付けられている>
※「R」=Rear
<ミシン目カットなのにカッティングツールが奥に取り付けられている>
※「F」=Front
日常的に通常のカットとミシン目カットを切り替えて作業する方は有効にします。ツール取り付け位置の間違いにより、成果物が無駄になることを未然に防ぐことができます。
上記のメッセージが表示されたときは、カッティングツールを正しい位置に取り付け、[PAUSE]を押します。一時停止が解除され、ツール位置を再検出します。ツール取り付け位置が正しければカットが始まります。
なお、「ブレードケンシュツ」を無効にしても、通常のカットとミシン目カットが混在したデータを送ると、通常のカットが終わったあとで上記2番目のメッセージが表示されます。